あのトランペットの高い華やかな音色は、どんな吹き方をすれば出せるの?

美しい音色が出せるトランペットの吹き方

メモリ

トランペット独特の、あの高い華やかな音色は、どうやったら出せるのでしょう。

 

ここでは、そんな疑問をもつ初心者のために、美しい音色が出るトランペットの吹き方について解説したいと思います。

 

 

 

美しい音色が出せるトランペットの吹き方

 

トランペットの音色は、バルブの操作と唇の緩め具合、震わせ具合、それから息のスピード、抜差管の調節で出しわけられる楽器です。ピストンバルブを操作して、管の長さを変えると音色も変化します。

 

例を挙げると、ドはバルブを押さず、レは真ん中の第2バルブを押し、ミは、さらに手前の第1バルブも押すと鳴ります。
第1バルブを押すと1音、第2バルブを押すと半音、第3バルブを押すと1音半、音が下がるのです。

 

また、ソはド同じでバルブをぜんぜん押さなくても、吹き方を変えるだけで違う音が出ます。
抜差管の操作と口での調整が要るのは、バルブだけでは正確な音が出せないため。

 

そしてトランペットの演奏法には、バルブを半押しするハーフバルブやタンギング、巻き舌を使ったフラッターがあります。

 

ハーフバルブはジャズの演奏で使われる場合が多い奏法で、半押しにして二つの音の中間の鼻にかかった感じの音を出します。

 

タンギングは口の中で、舌を小刻みに動かして繊細な音を出す演奏法で、フラッターでは、もっと繊細な感じのメロディーが吹けます。

 

それから、金管楽器には付き物のマウスピースですが、トランペットも同じで付いており、マウスピースのカップが深いと柔らかい音が、浅いと硬い音が出せます。

 

マウスピースにはトランペット奏者それぞれのこだわりがあって、曲調や出したい音色に合わせて使いわけているそうです。

 

 


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